武井咲さん主演で送る不朽の名作・黒革の手帖の1話が始まりましたね。
この新ドラマは、放送される前から意外なキャスティングに賛否両論があり、武井咲さんがどんな悪女を演じるのか、その演技にも注目が集まっていました。
あらすじ~派遣社員として勤めていた銀行から1億8千万円を横領し、その大金と借名口座のリスト、『黒革の手帖』を盾に、銀座に自身のクラブをオープンさせる。愛と欲望が渦巻く街・銀座で野望を抱き、若きママとして夜の世界を生き抜いていく元子。そんな彼女を取り巻く、魑魅魍魎の“悪人”たち。それぞれの思惑と欲望が交錯する中、元子の孤高の戦いが始まっていく…。
早速1話をみた感想をご紹介します!
武井咲主演 黒革の手帖1話の感想
率直な意見は、ドラマとして面白いと思いました!
黒革の手帖は松本清張が書いた何十年と愛され続けている不朽の名作です。
そこを切り取ればドラマ自体も重く濃厚なものになるはずという印象がありますが、そんな雰囲気ではなく、むしろそれが良かったと思います。
ストーリー自体の面白さは間違いないですよね。何年も愛されているものですし。
そこを武井咲さんという若い女優さんが原口元子という悪女を演じることに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、若い世代は親しみを感じ、原作のファンには、新鮮さを与えられたのではないかな?
まだ1話を見ただけなので、これからどう悪女ぶりを発揮していくのか注目したいです。
武井咲さんといえば、若くてかわいくてというイメージですが、彼女には目力があります。
ドラマでは、実は悪い人、実はすごいことを考えていて、実行してしまうという裏を持ち合わせているのかも・・と、思わせる演技をされていました。
実際、演技は目の動きにフォーカスされた場面が多く、そんな「こいつ、なんか企んでいる!」という様子に、演技が上手い!という評価を得ているのではないかと思います。
出典:http://www.tv-asahi.co.jp/kurokawanotecho/
黒革の手帖の悪女役になぜ武井咲?キャスティングが意外と話題になる理由
意外と話題になったのは年齢とこれまで演じた役柄とのギャップだと思います。
まず年齢ですが、
武井咲さんは現在23歳
このドラマの元子(もとこ)は25歳
原作の元子は35歳
大分若い上に、23歳に銀座のママ役がつとまるのか?というところが多くの人のなぜ?になっているのでしょうね。
ドラマの設定自体が25歳なので、実年齢より大人っぽく見える23歳の武井咲さんが演じてもおかしくはないはずですが、その理由はやはりこれまで演じた役柄とのギャップかもしれませんね。
これまでの出演作品を見ても武井咲さん=悪女というイメージがあまりないです。
怒りや妬み、人をおとしめるような印象がなく、どちらかと言えば、いつも一人でプンスカ怒っているかわいい子という感じ。
それゆえにこの悪女を演じられるのかという心配にも似た声が賛否両論に繋がったのではないかと思います。
武井咲さんもインタビューで、悪女役をやる感想をこのようにおっしゃっています。
こんなに気持ちのいい役は本当に初めてです。わたし自身が今まで目上の方に言ったことがないような言葉を、お芝居の中では思いっきり口にさせていただいております。周囲の人の多くから「(悪女の役なんて)できるの?」と、自分が試されている気がするので、それを元子のように打ちのめしたいな、と思っています(笑)。
武井さんも自身で感じられているようですね。自分に悪女ができるのかと。
しかし、プレッシャーをばねにしてこの役に向き合っている様子が伺えますね。
引き続き、武井咲さん演じる黒革の手帖を楽しみに視聴したいと思います。
1話が気になる方は、テレ朝の動画サイトで
無料配信されています。
http://www.tv-asahi.co.jp/douga/kurokawanotecho_cu/1534/?official=1