2017年12月15日世界同時公開されるスター・ウォーズ/最後のジェダイ
今回はレジスタンスの一員、整備クルーのローズ・ティコ役の女優さんについてチェックしてみます。スター・ウォーズのメインキャラクターとして初めてのアジア系女性の起用です。
予告編です
新たなるスターウォーズ三部作の第一弾が公開されたのが二年前
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は大ヒットし、その後の物語がいよいよ公開になります。
ルーク・スカイウォーカーにとめぐり会ったレイが直面する衝撃的な真実とは?
また、ルークはフォースの力に目覚めたレイの師となるのか?
レイの両親は明らかになるのか?
それでは、新キャラクターのローズ役について見てみましょう
整備クルー、ローズ・ティコ役を演じるのはケリー・マリー・トラン
ローズ役に抜擢されたのは
ケリー・マリー・トラン
Kelly Marie Tran
生年月日 1989年1月17日
出身 サンディエゴ(カリフォルニア)
国籍 アメリカ(ベトナム系移民)
身長 157cm
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About a Boy (2014)
Gortimer Gibbon’s Life on Normal Street (2014)
現在28歳のケリーは、これまで短編映画やドラマのゲスト出演が多く、スター・ウォーズのローズ役が決まるまではほとんど知られていない女優さんでした。
また、最近はYouTubeのコメディアンとしての活動が主だったようです。
一番のヒット作は2013年に放送されたアメリカンドラマLadies Like Us
5ヶ月に及ぶオーディションの末、新キャラクターに抜擢
スター・ウォーズエピソード8が決まる前、もう俳優を辞めようと考えていたというケリー
『この人生では成功できずに20年経っても同じようにもがいているかもしれないって思ってた。』
オーディションは5ヶ月にも及んだそうですが、その間家賃が支払われるわけなく、ケリーは派遣の事務所でアシスタントとしてアルバイトをしていたそう。
内容は、メールをチェックしたり電話をとったりという仕事。
オーディションとオーディションの間は1ヶ月ほどあり、声がかかれば次のステップに進むという方式だったようで、ケリーは神経が磨り減る思いで待つことに。
『事務の仕事は素晴らしかったです。職場の人はいい人達ばかりでしたから。でも、誰でもそうだと思うんですが、自分の夢の仕事をしていないときって、しょうがなくやってるという感覚からは抜けられなかった。』
オーディションの内容は当日まで秘密にされていて、部屋に入ると渡される台本を即興で演じ審査されたそう。
採用が決まった後も、4ヶ月は誰にも話してはいけない約束となっており、
職場の人はもちろん家族にも嘘を突き通しこれが本当に辛かったそうです。
監督のライアンが「君に決まりだ」と言ってくれた日も、何事もなかったように事務所に戻って普通に仕事を続けていたそう。
スター・ウォーズの配役が決まって歓びを爆発させたくてもそれを誰にも気づかれないように、嘘をつきながら黙っていたなんて想像できない経験ですよね。
本当に辛かったというのは納得です。
そして4ヶ月後全てが公に発表されてからケリーは瞬く間に全米の注目を浴びるようになります。
スター・ウォーズよりハリーポッター派だった
ケリーさんはスター・ウォーズのファンだった?という質問には、
『実は高校の授業でエピソード4を見る機会があったんだけど、何とも思わなかった(笑)』
『その時私が夢中だったのはハリーポッターだったのよ。』
と答えていました。
素直な回答ですね^^
天真爛漫で明るいキャラクターが最新のスター・ウォーズでどんな風に味付けされるのか楽しみです!
監督のライアンは、スター・ウォーズ8のローズ役には名もない誰でもヒーローになれるチャンスはあるというメッセージを込めていると話していました。
無名の女優だったケリーと重なるところがありますね。
最新作、最後のジェダイに期待が高まります!
以上、新キャラクターのローズ・ティコ情報でした。
過去のスター・ウォーズ作品も配信されています。