黒革の手帖4話の感想(ネタバレ)です。
江口のりこさんが堂林京子役で出演されていましたね。
江口洋介さん演じる安島の婚約者で、結婚まで間近の状況。
そんな中、4話では原口元子(武井咲)と橋田常雄(高嶋政伸)
安島富夫(江口洋介)と堂林京子(江口のりこ)の4人が対峙するシーンがありました。
安島と京子の心情が垣間見れる重要なシーンだったと思います!
出典:http://www.tv-asahi.co.jp/kurokawanotecho/
安島と京子が何を考えているのか考察してみます。
堂林京子ー政略結婚と分かっていても、割り切れない女の心情・・
元子と鉢合わせたことで、京子は安島の相手だと勘付き、
「いいのよ、外に女の人がいても・・父も兄もそうですし、私には関係ないですから。
もともとこの結婚は打算でしかないんだから。」
と、安島に言います。
京子は「打算でしょう」と繰り返し言います。そうすることで自分を納得させ、今後傷つかないよう自ら予防線をはる女の心情の表れではないでしょうか。
親の利益のためといっても、人間だったら愛されたいし傷つきたくもない。
恋愛感情が相手にないと分かっていても愛されたら嬉しいに決まってる。
そんな京子を見て、突然激しくキスをする安島。
うーん・・女がどうしたら喜ぶか分かっててその通りに行動する安島の計算高さが伺えます。
京子は政略結婚であることを自ら発言し物分りのいい嫁にも思えますが、安島としては勝手をされては困るという気持ちもあるのでしょう。
しっかり自分の手の内においておきたい。そんな思惑を感じます。
安島はかなり真っ黒い
そのままホテルへ行った二人ですが、安島が目を覚ますと、京子は帰る支度をしていました。
「駅まで送ろうか」という安島に対して、「大丈夫です。タクシーで」と答える京子。
素っ気無い態度をとる京子に後ろから抱きつき耳元で、「送るよ」と安島。
その瞬間に京子は心を緩めたのが分かります。背後から回された腕に手を置いて顔を赤らめます。
出典:http://www.tv-asahi.co.jp/kurokawanotecho/
この後の安島の顔が真顔でした!感情が見えない。
後ろ抱きされてて後ろの男の人がこんな顔してたらきついなぁ。
一方、元子に対しては自分の弱みをさらけ出し、「ママには何でも話せるな、ははは」なーんて笑って楽しそう。
安島いい人なのかなーと思ったりもしましたが、京子との件を見てやっぱり黒い!と思ったのでした。
安島は選挙活動にまい進
5話のあらすじです。
亡き国土交通大臣・若槻の妻・貴子の対抗馬として同じ選挙区から出馬しようとしていた安島富夫(江口洋介)だったが、若槻夫妻に思いがけぬスキャンダルが発覚! 期せずして党の公認候補として選挙戦に臨むことになる。貴子から「裏切り者!」と罵られた安島は思わぬ行動に出る!
婚約者の京子の気持ちを掴み、ライバルとなる未亡人事務所のすぐそばに自身の事務所を構えるという強気の姿勢をみせた安島ですが、事態は今後どう展開していくのでしょうか。
元子は、上星ゼミナールの橋田からお金をふんだくり、銀座一のクラブ『ルダン』を購入をしようと画策しています。
橋田は元子を自分のものにしようと関係を無理強いしていましたが、それがとっても気持ち悪かったです。高嶋政伸さんの演技もおもしろすぎます。
次回の黒革の手帖、楽しみです!
江口のりこさんがバラエティー番組に出演予定!