骨格診断に関する疑問をQ&A形式でお答えしています。
今回の質問者は骨格ストレートさん
今回はストレートタイプが着膨れしやすいワケをお答えします。
骨格ストレートが着膨れしやすい理由はラインの特徴(シルエット)にあり
まずはおさらいになりますが、骨格診断で分かるのは、
質感が導く似合う素材と、ラインの特徴を活かせる形(デザイン)です。
ラインの特徴とは、シルエットと言い換えてもいいかもしれません。
同じ人間でも、腰の位置、筋肉のつき方や脂肪のつき方は各々で違います。
その差がラインの特徴を生むのですが、
ストレートタイプはラインにメリハリを感じるタイプ。
横向きの姿にそのラインの特徴がはっきり見えます。
長さの感じられない首
高い胸位置
高い腰位置
ボンキュボンの人と言われ方もしますが、大きさというより、その位置と筋肉によってメリハリがついていると考えたほうがいいかもしれません。
横の姿だけでなく、手や脚にも筋肉によるメリハリが感じられます。
特に脚は膝下が細くふくらはぎにハリがあってまた足首が細いメリハリの脚の方が多いです。
以上のことから、骨格ストレートの方は立体的なボディという特徴があることが分かります。
素材やデザインがあなたを大きく見せている?
立体的なボディが特徴であると踏まえたうえで、どうして着膨れにつながるか考えてみたいと思います。
洋服には様々な素材があります。
コットン/シルク/シフォン/デニム/麻/ウール/コーディロイなど
どれも硬さや柔らかさ、軽さ重さがあると思います。
立体的でハリのあるボディに、軽い、薄い、柔らかい素材を乗せると、どうなるでしょうか?
身体に沿わずに空気感をもって大きく広がるのがイメージできるかと思います。
これが着膨れの仕組みです。
反対に、ある程度しっかりしたハリのある素材であれば、重さで落ちていくので自然と身体に沿い着膨れません。
ただ、素材だけでなく、形(デザイン)も伴わないと身体には沿いません。
身体にフィットしないゆとりのあるデザインの服を着ると、胸の位置、腰の位置から大きく膨らんでしまいます。中央図
お腹もお尻も隠れるチュニックワンピースを着るとウエストが見えないため太って見えるのはそのためです。
また、スカートも腰周りにギャザーやタックが入ったものにすると、その布が重なった部分ががさらに膨らんで大きくなるため着膨れの原因になります。
タイトスカートの方がスタイルよく見えるのはそのためです。
ストレートタイプの方の最大の魅力であるメリハリの利いた立体的なボディは、ある程度の厚みとハリがある素材でもって、細いところを見せることでその美しいラインが生きるのです。
まとめ
ストレートタイプが着膨れを避けるためには、素材も形もストレートタイプの特徴を生かせるものを選び、見せるべきとこは見せること。そうすると自ずとスタイルアップにもつなげていくことができます。 |
骨格ストレートタイプのメリハリには個人差がある
ここまでストレートタイプの方の特徴を踏まえてなぜ着膨れしやすいのかご説明してきました。
しかし、ストレートタイプのメリハリのつき方、立体的な部分の強弱には個人差があります。
あまりメリハリを感じなくとも、質感において一番筋肉を感じられるのであればストレートタイプになり、やはりシンプルな装いが得意となります。
ただ、ハリの強さのないストレートタイプであれば、素材でハリを押さえ、ウエストに浮きが出ないように身体に沿わせることが最重要課題にはならず、凹凸のない素材であれば多少やわらかさがある素材でも着膨れしないとなるわけです。
例えば、芸能人で言うと藤原紀香さんも松嶋奈々子さんもストレートタイプですが、お二方のメリハリ度は同じではないですね。
出典:http://www.crank-in.net/entertainment/interview/22639/gallery/#0
ご自身のストレートのメリハリ度は強いのか、弱いのかは診断を受けたときに診断士に聞いてみるといいと思います。上半身と下半身でメリハリ度に違いがある方もいらっしゃいます。
以上、骨格ストレートタイプが着膨れしやすい理由を解説しました。
似合う服を見つける参考になればと思います^^