洋服のトップスを選ぶとき、ネックラインがどのようになっているかを初めに見る方は多いのではないでしょうか。
顔のすぐ近くにきますので印象を作るのに大きく影響する部分だと思います。
流行によってネックラインも様々にありますが、自分に似合うラインを把握しておけば、トップス選びの基準が明確になるはずです。
そこで今回は骨格診断のタイプ別に似合うネックラインと似合わないネックラインをまとめてみました。
初めに、似合う/似合わないを判断するときの材料となる点を確認してみましょう。
理由が分かることで『自分の場合はどうだろうか?』と当てはめて考えられますよ。
その後に骨格診断タイプ別に確認してみてくださいね。
目次
似合うネックラインを選ぶときの判断材料
【似合うネックライン】と言ったとき、その『似合う』は何を持って判断されるのでしょうか?
ここでは、その判断の基となる3つの材料を見ていきましょう。
①ネックラインで全体のバランスを崩していないかどうか
ファッションは全体のバランスが大事です。
同じ身長、同じ体重でも重心の偏りに違いがあれば洋服を着たときの見え方が違ってきます。
ネックラインは全体バランスを調整しスタイルをよく見せる役割があります。
②首・胸板・肩回りに調整すべき部分を調整できているかどうか
首といってもその様子は様々です。長い・短い・細い・太いなど。
胸板に関しては、厚い・薄い
また、肩は広い、なで肩などありますね。
洋服を着るときに、これらの要素を中和させたり目立たせないようにしたりできるのもネックラインです。
③顔の印象に合っているかどうか
お顔の印象によって似合う、似合わないネックラインはあります。
例えば目がシャープでかっこいいお顔の人が丸襟のシャツを着ていたらお顔の印象と襟のかわいらしい印象とマッチせず似合わない可能性は高くなります。
また、お顔の印象が柔らかく優しい印象であれば、大きな襟やジャケットのラペルが大げさに見えることもあります。
以上が似合うネックラインを決める判断材料です。
③の顔の印象に合っているかどうかについては、試着をして鏡を見たときに自分の顔と合っていなければすぐに違和感を感じられるかなと思います。
しかし、
①ネックラインで全体のバランスを崩していないかどうか
②首・胸板・肩回りに調整すべき部分を調整できているかどうか
に気づくのは難しいかもしれません。
骨格診断では、主にこの二つの判断材料をもとに、タイプ別に似合うネックライン/似合わないネックラインが分かるようになっています。
なので骨格タイプが分かれば、自分に似合うネックラインの検討がつくというわけです。
ストレートタイプに似合う/似合わないネックライン
ストレートタイプの特徴
上重心/短めの首/胸板厚/肩周りに筋肉の厚み 以上の特徴から、 上に偏っている重心を下げ、首の短さを強調しないネックラインが得意と言えます |
上に偏っている重心を下げ、首の短さを強調しないネックラインが似合う
Vネック/Uネック/スクエアネック/ボートネック/オフショルダー/シャツカラー
反対に、上に偏っている重心を下げられず、首の短さが目立つネックライン
また胸板の厚みを強調するものが似合いにくくなります。
オフタートルネック/ハイネック/タイカラー
似合いにくいネックラインでも、長めのネックレスを身につけると視線を下げることができ、すっきり着こなせます。
ウェーブタイプに似合う/似合わないネックライン
ウェーブタイプの特徴
下重心/長めの首/胸板薄い 以上の特徴から、 下に偏っている重心を上げ、長い首によって鎖骨回りが寂しい印象にならないネックラインが得意と言えます |
下に偏っている重心を上げ、長い首によって鎖骨回りが寂しい印象にならないネックラインが似合います。
浅いVネック/ラウンドネック/ボートネック/丸襟/小さい襟/タイカラー
反対に下に偏っている重心を上げることができない、また薄い胸板や長い首により華奢な様子ばかりが目立つネックラインは似合いにくくなります。
Vネック/Uネック/ハイネック/シャツカラー
ナチュラルタイプに似合う/似合わないネックライン
ナチュラルタイプの特徴
鎖骨の骨が太い/肩が四角い 以上の特徴から、 骨感や肩のしっかりした様子が目立たないネックラインが似合うと言えます。 (重心の偏りはない人が多い) |
骨感や肩のしっかりした様子が目立たないネックラインが似合います。
Vネック/ラウンドネック/ボートネック/シャツカラー/スタンドカラー/オフタートル/タートル
逆に、大きく露出すると骨感が際立ちやすく、また甘いテイストの襟は肩回りのしっかりした様子とミスマッチな印象となり似合いにくくなります。
まとめ
ネックラインの似合う、似合わないを決める判断材料は、
〇ネックラインで全体のバランスを崩していないかどうか
〇首・胸板・肩回りに調整すべき部分を調整できているかどうか
〇顔の印象にあっているかどうか
骨格タイプ別に似合う・似合わないネックラインをご紹介しましたが、タイプごとに多く見られる身体的特徴から判断されたものですので全ての方に当てはまるわけではありません。
ストレートタイプでも首の長い方もいらっしゃいますし、ウェーブタイプでも上半身が厚めの方もいます。そういった場合は、判断材料に立ち戻りご自分に合うネックラインを考えてみてくださいね!