ドラマ伊藤くんA to Eの2話の感想です。
伊藤くんA to Eは2018年春に映画が公開予定。それに先駆けて映画につながるドラマが放送されています。
容姿端麗だが、自意識過剰、無神経すぎるモンスター級【痛男】伊藤誠二郎と、彼に人生を振り回される女たちの物語です。
A ぞんざいに扱われる女 島原智美/佐々木希
B 自分の殻に閉じこもる女 野瀬修子/志田未来
C 愛されたい女 相田聡子/池田イライザ
D 高学歴の鉄壁女 神保実希/夏帆
E 崖っぷちアラサー毒女 矢崎莉桜/木村文乃
原作は柚木麻子さんの小説です。
伊藤くん A to E2話のあらすじ
前回は、佐々木希さん演じる智美が、思いを寄せる伊藤くんにいかに相手にされていないのかが分かる内容でした。
当人は5年も付き合っていると信じていましたが、伊藤くんにそのつもりはなく、俺様的な態度。智美の日本語の使い方がおかしいと、「学ばねぇなー。」と毒づく。
智美が腕にからませると振りはらい、デートのディナーはラーメン&ぎょうざ。しかも、自分のラーメン分だけ支払ってさっさと店を出て、智美がシェアしたビールと餃子とラーメンの支払いをする始末。最後に勇気をだしてホテルに誘う智美だが、「好きな女がいるんだって。誠実でいたいんだよ。」と冷ややかな目を向けてきた伊藤くん。
誠実ってなんだよ!!
というところで終わっていました。
2話あらすじ
脚本家の矢崎莉桜のもとに恋愛相談に訪れた島原智美(佐々木希)は、高級革製品店に勤める美人だが、まるで店頭の売れない高級バッグのように、5年間想い続けている伊藤に振り向いてもらえない。ある日、智美は伊藤に誘われたライブに駆けつけるが、現れたのは伊藤ではなく宮田真樹(山下リオ)と名乗る見知らぬ女だった。ひどい扱いを受けた智美は伊藤との連絡を絶つが、伊藤は智美の店までやって来て、今度はお金が必要だとほのめかす。プロデューサーの田村(田中 圭)に新作のネタ出しを迫られている莉桜は、智美を促し伊藤に金を持って行かせるが……Aの女、完結編!
2話ネタバレ感想ーお金を受け取らなかった伊藤くん
ライブに誘われ、嬉々として会場に向かった智美ですが、そこにやって来たのは、伊藤くんが好きな子の友達。
伊藤くんは好きな子のためにライブのチケットを用意してたのですが、その彼女に断られ、余ったチケットが彼女の友達と、智美に回ってきただけの話でした。
落胆する智美ですが、再び伊藤くんに誘われます。
そして、脚本家の夢を叶えるためにセミナーを受けたいけれど20万円が必要という話をしてきます。
「なんとかならないかな?」と言われた智美は困惑顔。
それを見て伊藤くんは、「冗談だよ!」と笑う。
しかし、智美は伊藤くんが困っていると真に受け20万円を用意して呼び出します。この関係に風穴を開けてくれるとしたら20万円は安いと思って・・。
伊藤くんに20万円を差し出すと、
「本気にしたの?俺お前のそういうとこが苦手なんだよ。勝手に一人で動いてさ。」と怒る伊藤くん。
智美は、「いいから使って。何に使ってもいいんだよ。返さなくていいから。」と続ける。
「無理だよ、使えない。君は、君自身が高級だから。俺には手を出せないんだよ。自信がない。」とうなだれ、そんな姿をみて智美は悟ります。
『自分が彼を引きずりおろしていた。あんなに怯えて。私はただ、自分のものにしようと意地になってただけだって。必死に好きと言わせようとしてどうでもいいことにかまけていました。最後に彼を見たとき、違う人みたいでした。』
《感想》
意外にもお金を受け取らなかった伊藤くん。
ここで、お金を受け取り、そして役に立てたことに望みを抱きいつまでもこの関係を断ち切れないループに入る典型パターンだと思っていたらそういう展開ではなかったですね。
ずっと俺様な態度だったのに、最後には、自分にはもったいない・自信ないというような態度で憔悴しきった様子を見せた伊藤くん。本当に憎たらしいです。
もやもやさせる心の描写に、はまります。
木村文乃演じる脚本家・矢崎莉桜も、お金を受け取らなかった伊藤くんに対して、『受け取ってきっちり使って(女は)捨てるタイプ』という予想を覆されて考え込んでいました。
伊藤くんの人物像を把握しようとする莉桜も惑わす伊藤くんという男。
むかつくけど、徹底的に分析したくなりますね。
次週は志田未来演じるBの女が登場
伊藤くんが好きな子がこのBの女・野瀬修子。次週は彼女のストーリーです。
莉桜の想像の中の伊藤くんは、田中圭さんから、中村倫也さん演じる久住建太郎に代わります。
飾り気もなく、恋愛に興味のない野瀬修子は伊藤くんに言い寄られることに困り、莉桜に相談します。
久住健太郎役は中村倫也さん
莉桜の後輩で売れている脚本家。くずけんの愛称で呼ばれる。
中村倫也・なかむらともや
出典:http://www.topcoat.co.jp/
1986年生まれ 東京都出身
次週は伊藤くんのどんな一面が見れるのか、楽しみです!